こんさる雑記帳

コンサルタントとして日々の仕事の中で考えたこと、二児の父として毎日の生活の中で思うことなんかを雑にまとめていこうと思います。

やっぱりzozoってすごいと思う

寒くなってきたのと、そもそも私服で着るコートを持っていない(仕事兼用のピーコートだけ)ので、ダウンコートでも買おうかと思い、久々にzozoのアプリを開いてここ数日見ていたんですが、今日、気が付いたらこんな画面が。

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あなただけのタイムセール価格…!

 

いや、まぁデータ取られているのは分かってましたし、TATRASの商品をいくつも見てましたよ。確かに。TATRASならスーツで着てもいいかなと思ってたし。

 

ただこのタイムセールはズルい。特別感が。買ってしまうじゃないですか(なお百貨店やセレクトショップではまだ定価販売中)。

 

裏でどういうロジックが組まれているか分かりませんが、他のTATRASでは出てこないんですよね。

 

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単価安いからか…。このモデルはジップ部分がダサいと思っているんですけど、それがバレているのか…。誰に何をタイムセールするかはどう決めているのか非常に興味があります。

 

 

しかしこの一連を振り返って思ったのは、やはりzozoはプラットフォームとして強い、ということ。前澤さんのあれこれやマージン抜きすぎと叩かれているので、今後のかじ取り次第というところもありますが、強いポイントは下記に集約されるのではないでしょうか。

 

 

①カスタマージャーニーの上流を抑えている

これが超重要というか一番重要。インスタもこれに当たりますが、以前は雑誌→店を何軒か見て決めるというジャーニーだったわけです。しかしこれが雑誌からzozoに変わってきている(少なくとも私は)。

 

 

➁パーソナライズされたセールが打てる

その過程でどのような商品を見ているかを抑えられるのは非常に強い。加えてこのパーソナライズされたセールが行われると小売店ではなくこっちで買ってしまいます。

 

 

③自分のサイズが分かる(計測した人限定)

精度の問題(あとビジネススーツはちと残念なクオリティだった)などありましたが、個人的にはやっぱりzozoスーツのあなたサイズは素晴らしかったと思ってます。 

 

 

 

現時点ではやはりzozoを拒絶することなく、認知媒体あるいはリアル店舗への導線として機能させることを模索するべきなのではないでしょうか。(STUDIOSなんかも結局zozoに出店してますし)

 

実際、zozo → 店頭で現物確認 → 店舗ないしオンラインで購入という動きもあるわけで、活用はすべきだと思います。

 

 

こういう謎な写真をアップするようではダメなのです。着た感じがイメージしづらいし、そもそもこの状態にするのなかなか難しかったのでは…。これなら社員に着せれば良いのに。

 

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