こんさる雑記帳

コンサルタントとして日々の仕事の中で考えたこと、二児の父として毎日の生活の中で思うことなんかを雑にまとめていこうと思います。

娘の習い事からモチベーションについて考えてみる

娘にはこれまでバレエとピアノという2つの習い事をやらせました。いずれも親からの働き掛けではなく、娘が「友達がやってるから私もやってみたい」と言い出して始めました。

 

が、結果としてはバレエは継続、ピアノはわずか2ヶ月ほどでやめてしまいました。バレエでモチベーションを維持できているにも関わらず、なぜピアノでは維持できなかったか。要因を考えながらモチベーションについてもう一段深く考えてみたいと思います。

 

 

バレエはレッスン自体を遊びとして楽しんでいる

バレエもピアノも4歳児にとって上手くやるのは難しいわけで、成果(出来るようになったという実感)というよりプロセスとしてレッスン自体を楽しめるかが重要です。

 

バレエはグループレッスンのため、年齢の近しい子どもたちと一緒にレッスンを受けます。当然グダグダになる場面もありますが、一方で友達と遊ぶ感覚で続けられるというのが最大の要因だと感じています。またレッスン後に友達とお菓子交換が出来るというのも娘にとっては非常に楽しみなようです。

 

一方でピアノは良かれと思ってプライベートレッスンにしたのですが、これだと他の友達と楽しむ、ということが出来ません。これが大きかったような気がします。

 

 

ピアノは決定的なネガティブポイントがあった

上記のポジティブ要因が無いだけだったら、もしかしたら外発的動機付けで何とかなったのかも知れません。事実、ピアノに行くテンションが低下していた時に、妻が何回か「頑張ったらお菓子あげるよ」と働きかけたことでレッスンに行かせたことがありました。

 

が、結果として続きませんでした。これは前述したポジティブな部分が無いというだけではなく、ピアノにネガティブな印象を持っていたからでしょう。

 

うちの娘は、誰に似たのか(私か?)プライドが高く、自分が上手くできないところや苦労している所を大人に見られるのを嫌います。にも拘わらずプライベートレッスンではそれが露見してしまう。

これが本人にとって非常に嫌な体験だったようです。

 

一方で、バレエは友達みんな出来ないため、このネガティブな印象を持ちづらいのではないでしょうか。

 

 

モチベーションとはポジティブ感情とネガティブ感情の差分?

そう考えるとモチベーションとはポジティブな感情とネガティブな感情の差分という単純な説明が出来るような気もします。

 

 

‥久々にもう一度ダニエルピンクのモチベーション3.0を読んでみてもう少し考えてみます。

 

明日は企業のモチベーションマネジメントという観点について考えてみようと思います。