ギャップ
ベビーカー+パパの組み合わせはまだ世間一般では当たり前ではないこともあり、ただ連れて歩いているというだけで電車や店内で「偉いね」「良いパパだね」みたいな声掛けをされる事も少なくありません。
ただ連れて歩いているだけなのに。家では何もしないかもしれないのに。
ママがベビーカーで子どもを連れて歩くだけで褒められることは絶対ないでしょうから、(物理的な実益とは言えないにせよ)明らかに男性であることが有利に働いています。
男性は赤ちゃんとお出掛けなどしないという思い込みがあるため、連れてるだけで勝手に色々想像して「良いパパなんだろうなぁ」と思われるわけです。
まさにギャップの力。
ギャップは生活の至る所で出会います。
- チャラチャラしてそうなのに真面目
- 固そうなのに親しみやすい
- 若いのにしっかりしている
- 怖そうなのに優しい
- 汚い店なのに美味しい etc
●●なのに▲▲という場合▲▲の部分がより強調されるため、ギャップのない人よりもギャップある人の方が明らかに▲▲の印象が強くなります。
つまり一見弱点に見える「●●」も「▲▲」を付けられれば強みとして活きるわけです。逆に「▲▲」を強調したければ、逆に「●●」というイメージを作れば良いわけです。
自分のイメージはコントロールできないものと無意識に捉えている方も少なくないですが、コントロールできないのは年齢・性別・体格くらいで、あとは実は全てコントロール可能な変数ですし、コントロール不可能な変数ですらも上述の通りに強みに変えることが出来ると考えれば、実は自分のイメージは完全に作り上げることが出来るものです。
自分が「他の人からどう見られているか」「どう見えるか」を常に意識しながら、ポジティブなギャップを作ることを考えてみてはいかがでしょうか。