アンガーマネジメント
仕事においても家庭においてもアンガーマネジメントは重要なスキルだと思っています。特に家庭においては怒りを感じる場面は少なからずあるわけですが、逐一感情のままに怒っていたら家庭は成立できません。
一般に「アンガーマネジメント」と言われる手法が有名ですが、私個人的には下記の3つのポイントを意識することが重要だと思います。
①相手に期待しない
基本的に怒りは「自分の期待を相手が下回った時」に感じるのではないでしょうか。
しかし、他人はあくまで他人です。これは家族であってもそうで、相手の思考を完全に理解することは不可能です。
ドライな物言いになってしまうかも知れませんが「相手には何も期待せず、予想通りやってくれたらラッキー」くらいの心持ちでいた方が良いです。
②「全ての感情は自分が選択している」と自覚する
怒りのみならず、全ての感情は自分が選択しています。多くの人が無自覚なだけ。事実認識(例えば相手が期待通りの動きをしなかった)→感情の発露(怒る)のリードタイムが短いんですよね。
ワンピースで言うシャンクスみたいなスタンスが大切です。
酒がかかった、という事実があるのみなんですよね。これに対して怒るか怒らないかは自分次第。
③そもそも怒りは何の解決ももたらさないことを理解する
感情的な怒りで問題が解決することはまずありません。まぁ相手に怒っているという事を伝えることで自身の有利な条件を引き出せることもあるとは思いますが、短期的にはともかく中長期的にはメリットが少ないと思います。
冷静に双方が事実認識をし、その理由を潰す方法を話し合う方がはるかに建設的です。
ちなみに個人的な感覚で言えば「怒ってもどうしようもないことに怒っている」人も沢山いる気がします。
上記を意識するだけでだいぶ日常のストレスが減ると思います。
一刻も早く妻にも身につけて欲しいものです。