仮説思考の身に付け方
昨日の続きを書こうと思ったのですが、ヘビーな内容でこの時間から書くのがシンドイのでサクッと書ける別の話を笑
コンサルにおいて一番大事なスキルが筋の良い仮説を立てる、いわゆる仮説思考だと思っています。
が、実は筋の良い仮説を立てられる人間はコンサルの中でも一部の人間で希少性の高い人財だと思っています。
この仮説思考を身に付けるために有効な手法をいくつかご紹介したいと思います。
①とにかく色々なメガネを持つこと(1人ダイバーシティ)
普通に生きていると自分と同じ属性の人間との付き合いが増え、結果的に視点が固定化されてしまいます。
特にBtoCの場合、接する人間はスキルもモチベーションも低い人材が多く、今まで付き合ったことのない人種である事が多くなります。
まして日本においては所得格差が広がる中で、マスの所得は右肩下がりの状態です。働く側もそうですがクライアントの客も総じて所得の低いため、この層に対する理解は極めて重要になります。
そういう意味ではオススメするのは小学校、中学校時代の友人との付き合いを再開する、下らない話ですが闇金ウシジマくんや万引き家族、HIPHOPなどに触れる事も重要だと思います。(事実としてかなりリアルです)
②とにかく仮説を考える癖をつける
大前研一氏が若い頃にやっていたという、電車広告とかで見かけた企業の改善プランを考える、という方法論です。
仮説の精度は仮説を考えるという経験の蓄積によって上がっていきます。そのためには一刻も早く仮説を考える癖づけをすべきです。
③フィードバックが受けられる仲間を見付ける
経験値のある上司が理想ですが、別に同期でも年下でも構いません。
特にジュニアなうちはどうしても自分なりの視座に固まりがちなので、他の人間にフィードバックを受ける事で自分にはない視点に気づく事が出来ます。
これは①にもプラスのフィードバックをもたらします。
①はなかなかシンドイ人もいるかも知れませんが②・③はマインドだけの問題なので明日からでも変える事が出来ます。
コンサルのみならず事業会社においても、自身のバリューを高めるためにはやってみることをオススメします。