結局、愛
今日はクリスマスイブですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
我が家はサンタさんへのお供えがされており、腹いっぱいではありますが、せっかく娘がサンタさんのために作ったクッキーなのでニヤケながら食べつつサンタ業務を全うしようと思います。
ちなみにクリスマスの経済効果、いくらかご存知でしょうか。一般には7,000億円とか8,000億円と言われています。信頼出来そうな機関の推計はサクッとググったレベルだと第一生命経済研究所の2005年まで遡らないと出てこないのですが、波及する業界が大き過ぎて推計が面倒ということなのかもしれません笑
ちなみにvisualizing.infoによればクリスマスケーキだけで300億弱ですから、プレゼント、外食、旅行、イルミネーションに絡む外出などを含めればまぁそんなもんかなという印象です。
他の大きなイベントは日本記念日協会が推計値を出しており、いずれも2019年でバレンタインデー1,260億円、母の日1,205億円、ハロウィン1,155億円、ホワイトデー490億円ですから圧倒的とも言えます。
なぜここまでクリスマスの市場規模が大きいのでしょうか。
①動くプレゼントの数と単価
これが圧倒的に一番でしょう。恋人であればお互いに送り合いますし、子どもであれば色んなところ(祖父母、叔父、叔母etc)からプレゼントが送られてきます。
動くモノの数が圧倒的に違います。これは他のイベントにはない特徴です。加えて単価が高いということも挙げられます。
②波及する業界の多さ
イルミネーション等による人の移動が発生すること、ホテルや高級レストラン、旅行、中食など小売以外の様々な方向に波及するというのも他のイベントにはない特徴です。
そう考えるとクリスマスが圧倒的なのも納得なんですが、個人的には驚いたのが母の日です。
イベントとしては地味ながら市場規模はバレンタインデーに勝るとも劣らない数字。
よく考えれば、子どもの数だけプレゼントが動きますし、大人になってからは単価も高いでしょうから、実は小売だけを考えればクリスマスに近しいポテンシャルがあるのかもしれません。
一方で父の日は母の日の半分以下。構造的には母の日と同じなのに。ツライ。
いかに母への愛が強いか(父への愛が弱いか)ということですね。
プレゼントの値段と愛の大きさは比例しないと思っていましたが、こうやって考えると意外と比例しているのかもしれないですね笑
皆様も良いプレゼントがもらえますように。