もしも大塚家具の社長だったら②
昨日は大塚家具の不振の要因を考えてみました。
今日は私が社長であったら何をするかを考えてみようと思います。
①リストラは不可避
まぁこれは不可避でしょう。中身がわかりませんが、閉めた方が良いところは一気に閉めます。
個人的には有明ショールームって本当にいるの?と思っています。
(賃料は安いんでしょうが)
②商品政策
そもそもアッパーマスは家がデカイわけではなく、タワマンの多くも70平米程度。
DINKSや1人っ子世帯などの層に刺さる品揃えを拡充します(価格は下げません)。
IRにはラグジュアリーやプレミアムなどより高価格帯に寄せると書かれていますが、個人的には疑問です。
③サービスとPR
一つの大きな要因が会員制をやめ、対ニトリ戦略と大きく取り上げられたことだとすると、このイメージ刷新は必須。
会員制のフルサービスに戻し、積極的にPRすべきです。
④来店頻度向上
ここは大いにニトリをベンチマークすべきでしょう。ニトリはホームファッションと呼ばれる食器等、家具と比べて高購買頻度の商品の品揃えを拡充し、来店頻度を高めます。
うちも大塚家具の商品はそれなりにありますが、来店頻度は数年に1度。これではしんどいでしょう。
高所得世帯だけに絞ったセールスプロモーションを行います。既存客向けあるいは新規向けのDM(紙)、とくにそろそろ家具の入れ替え時期に差し掛かっているユーザーに送ります。
⑥MRを止める、ECは新規向けプロモーションを一切止める
株価対策か分かりませんが、そもそも大塚家具のユーザーがMR使うわけないです。またECも店内で検討したユーザーだけに絞り(店内で紹介した商品をQR等で、自宅に帰ってからアクセスしやすくする)、ウェブマーケのプロモーションは全部やめます。
あたりでしょうかね。
ちなみにIRで掲げている外商と海外展開は私もチャレンジします。
まぁ中の情報にアクセス出来るわけではなく、ネット上の情報だけがソースなので、全然ピント外れかもしれませんが、元々独自のポジショニングだったわけで、そのポジショニングを取り戻し、獲得出来ていない層にリーチできれば再建の芽はあるのではないでしょうか。
(遅いかも知れませんが)