こんさる雑記帳

コンサルタントとして日々の仕事の中で考えたこと、二児の父として毎日の生活の中で思うことなんかを雑にまとめていこうと思います。

B/SとP/L

と言っても企業というより個人の話です。

 

多くのビジネスマンが意識しているのはP/L(損益)でありB/S(資産)の意識が欠落している人が多いように感じます。

 

短期的に年収が高い仕事に転職するというのは一つの分かりやすい例ですね。

 

資産は通常なかなか数値化できず、かつ損益にも直結しない場合も多いため、なおざりにされてしまいがちです。

 

ただ今後転職や独立を見据えた場合には資産の方が大切です。

 

特に大切な資産は下記3つだと考えています(現職の会社名/タイトルというのもありますがアンコントローラブルなので除外)。

 

①経験

もちろん転職先や独立する領域によって価値の高まる経験は変わりますが、自分の言葉で語れる経験は大きな資産です。自分の言葉でというのが大事。当事者として主体的に関わらないと無理です。

 

②スキル

英語やプログラミングなど比較的定量化出来るものから出来ないものまでありますが、スキルを高めることは社内評価にも繋がりますし、次のステージで自分を支えてくれるのはスキルしかありません。

 

ただ次のステージを見据えながら身に付けるスキルは取捨選択した方が良いです。時間は有限なので。

 

③ネットワーク

社内外のネットワーク。仕事のみの関係ではなく、仕事の関係が無くなっても気軽に連絡取れる関係性を構築するというのが大切です。

 

よって退職時にモメるなんて言語道断。円満退社が一番です。長く仕事をしていると思わぬところでネットワークがプラスに働いたり、逆にマイナスに働いたりします(前職会社に迷惑を掛けて、前職会社の取引先にもそっぽ向かれた人間が実際にいます)。

 

 

 

ただ漫然と上司にもらった仕事をこなしているだけではなかなか資産は増えません。

 

短期的な視点のみならず資産という中長期の目線も持ちながら行動したいものです。個人も法人も。