外食と中食
今日の昼にセブンイレブンで買った冷凍タイプのとみ田のつけ麺を食べたんですが、そのクオリティにかなり驚きました。
特に麺のクオリティとレンジでチンするだけという手間の無さ。麺、スープとも内袋のままそのままチン。麺の内袋はザルの機能も持っており、温めた後はそのまま水道で麺をシメることが出来ます。
恐るべしセブン&日清。このクオリティならわざわざとみ田に足を運ぶ必要もありません。ありがたい限りです。
これに限らず、昨今ではコンビニの冷凍／チルドの品質向上が著しく、外食の需要を奪ってしまうのではという論調もありますが、特に「1人メシ」についてはその通りでしょう。
これらのジャンルにおける外食企業はいかに店舗外のチャネルに効率的かつ低リスクで流通させ中食需要を取るかは重要な論点になりそうです。
最近ではこんなニュースもありましたね。
全国のスターバックス コーヒーでBAKEのチーズタルトが楽しめます！商品開発の舞台裏 | THE BAKE MAGAZINE
これ、非常に賢いやり方だと思います。
BAKEのような単品型、かつ飲食の中で最も流行の早いスイーツという領域において、店舗拡大は諸刃の剣です。店舗を増やしていく過程で必ずピークアウトし、逆回転に入るからです。
しかしこのやり方であれば店舗を自社アセットで持つ必要性がなく、生産設備への投資だけで済みます。
スタバ店内での自己消費需要と自宅や友人宅への持ち帰り需要のBAKE通常店舗ではニーズが違うと思われるため大きなカニバリもなさそうで、BAKEにとっては広告効果も見込めそうです。
BAKEがどのような生産・物流網を組んでいるか分かりませんが、過剰な投資はしていないとすれば、リスクを抑えながら売上を取れるこの方法は最適解と言えるのではないでしょうか。
問題はスタバでどの程度売れるのか、ですね。今度食べてみようと思います。
