水上温泉に来ています
明日からのニューアコhttp://newacousticcamp.comに家族で参戦するため、今日はお休みを頂いて群馬県は水上温泉に来ています。
水上と言えば、温泉に加えラフティングやキャニオニング、バンジージャンプなどアウトドアアクティビティのメッカであり、また名峰谷川岳にも隣接しています。特に川の水量が増える6月頃のラフティングは世界でも有数のコースだそうで外国人も沢山訪れます。
観光資源に恵まれており、もっと知名度、人気ともにあっても良いはずと個人的には思いますが、久々に来てその衰退っぷりに驚いています。
過去8回ほど来ていると思いますが、最後に来た6年前より更に落ちている気がします。
オフシーズンの平日なので人がいないのはまぁ分かるとしても、もはや廃墟と化した建物がチラホラ。あんな建物ならはっきり言ってない方がマシで、観光客にとってはマイナスな印象しか与えません。
ではどうしたらもっと観光客が増えるのでしょうか。温泉街の再生はいくつか事例がありますが、その多くが旅館単体ではなく、連携して温泉街全体で取り組みを行っています。黒川温泉や玉造温泉あたりはそれなりに事例としても有名ではないでしょうか。
黒川温泉関連の記事
https://messe.nikkei.co.jp/js/i/column/cat454/120576.html
黒川温泉は温泉街1つを宿と見立て、通り(道)を廊下、旅館は客室というビジョンの下、景観作り、街づくりがされています。各旅館は決まりを遵守しなければならず、自分勝手な行動は許されません。また各旅館は個性とサービス品質の向上が求められています。
まさに理想的な変革で、行ったことある方は分かっていただけると思いますが、あの秘境感は素晴らしいと思います。
水上の場合、黒川温泉と比較して規模がやや大きいので全く同じアプローチは取れないとは思いますが、星野あたりに再生に入ってもらいたものです。